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スケートボードの超基本!プッシュのやり方完全ガイド2025.09.18
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この記事の監修
増田 啓士 (合同会社 HubFun 代表)20歳からスクールコーチをはじめ、23歳の時にスケートボードとスノーボードのスポンサーを獲得。現在、スポンサーブランド14社。スクールで培ったノウハウや親子で楽しむ様子を発信し続け、SNS 総フォロワー50万人を越える。
プロフィール・合同会社 HubFunについてはこちら
スケートボードの環境を整える為、NPO 法人高崎スケートボード協会を設立。20年務めた消防士を退職し、更なる発展を目指して合同会社 HubFunを開業する。
スケートボードに乗れるようになったら、次は「プッシュ」に挑戦しましょう。プッシュは地面を蹴って前に進む基本動作で、スケボーの醍醐味である「滑る」感覚を味わうための大事なステップです。
動画チャプター(クリックで再生)
🎥 解説動画はこちらからチェック!
👉 【Push】スケートボードの超基本🔰プッシュ!
- 00:00 プッシュとは
- 00:28 前足の乗せ方
- 01:20 進み方
- 02:15 前足に体重を乗せる
- 03:40 後ろ足を板に乗せる
- 04:13 プッシュする
- 06:48 注意点
- 07:27 ブレーキでコントロール
- 08:27 ランニングプッシュ
- 08:45 失敗パターンおさらい
プッシュの基本スタンス
- レギュラースタンス:左足を前に乗せ、右足で地面を蹴る
- グーフィースタンス:右足を前に乗せ、左足で地面を蹴る
前足を置く位置は 前のネジ2つの上 を意識してください。これより前に乗るとデッキが浮いてしまい、バランスを崩しやすくなります。


👉 子供に教える時は「板をまたいで前足を置く」と指示するとわかりやすいです。

※基本のスタンスについては、この記事を参考にしてください☟
最初の練習方法
まずは考えすぎずに「ケンケン」するように板を前に進めてみましょう。

- 動かない板や芝生の上で片足バランスを取る練習
- 足を擦るように地面を蹴る練習
- 伸び上がるのではなく、お辞儀するようなイメージで前に進む

慣れてきたら、板を裏返して真ん中に乗り、バランスを取る遊びも効果的です。後ろのウィールを目標に「蹴る」イメージを持たせると子供も楽しみながら学べます。

後ろ足を乗せて滑る
プッシュでスピードがついたら、後ろ足をデッキに乗せてスタンスを整えます。

- 蹴ったら後ろ足をスタンスの位置へ
- 前足は母指球を軸にして横向きに回すと安定しやすい
- 難しい場合は前足を横向きにしたままでもOK
滑る時は 頭の位置を上下させずに、軽く膝を曲げて前に進みましょう。体重を前足にしっかり乗せることが安定のポイントです。
よくある失敗と対策
- 前足に体重を乗せきれず板に置いていかれる
→ 膝に手を置くと自然に体重が前に乗ります。 - 板の端を踏んでバランスを崩す
→ 常にデッキのセンターを意識しましょう。 - 伸び上がってしまう
→ お辞儀するように低い姿勢でプッシュすると安定します。 - ウィールを蹴ってしまい転ぶ
→ 板の真横ではなく、少し外側を蹴る意識で。



ブレーキと応用
スピードが出せるようになると、次は ブレーキ が必要になります。

- プッシュした足をそのまま地面に残すとブレーキになる
- 慣れてきたら「エアプッシュ」や「ランニングプッシュ」で遊び感覚もプラス

安全に教えるために
子供に教える場合は、後ろから手を支えてあげると安心です。前に立つと邪魔になるので、少し後ろから補助してあげましょう。

まとめ
プッシュはスケボーの第一歩であり、安定してできるようになれば滑る楽しさが一気に広がります。
- 前足はネジ2つの上に置く
- 芝生や止まった板で片足バランス練習
- お辞儀するような姿勢でプッシュ
- 後ろ足を乗せてスタンスを整える
- 失敗しやすいポイントを意識して練習
安全に楽しく、少しずつ距離を伸ばしてみてください。慣れてきたらブレーキや応用プッシュにも挑戦していきましょう!
🎥 動画でも詳しく解説しています!
👉 【Push】スケートボードの超基本🔰プッシュ!